出汁を取って、味噌汁を食べるのって、最近やってないな。最近やってないというより作ったことがないですね。
忙しいというのを言い訳に、顆粒だしばかり使ってましたが、子供のころ、母親が良く出汁をとっていたのを思い出して、出汁、自分でとってみました。
所要時間:20分程度
料理は普段から作ってますが、簡略化したものが非常に多いです。一手間加えて味が向上するのであればこんなにすばらしいことはないと思い、出汁作り、始めてみました。
今回は自宅にあったこちらの花かつお。裏側に記載されている調理方法をそのまま調理してみました。
必要な材料
- 昆布 10g
- 削り節 20g
- 水 1L
- 水 100mL
書いてあるとおりをそのまま実践してみました。
① 昆布を20分間水につける。
その間に花かつお20gを量りました。たったの20gですが、結構なボリュームなんですね。
② 沸騰直前に昆布を引き上げ、水100mlの差し水
③削り節20gを入れて弱火で1分経ったら火を止めてザル等でこす。
ここでのコツはぎゅっと絞らないこと。エグみが出てしまうからと何かで聞いたことがあるので、自然に水が滴るのを待ちます。
残った出汁がこちら。ザルの目が粗いのでしょうか。少しカツオが残りましたがよしとします。
残りのだしがらはとりあえず冷凍しておきます。なんだかもったいないのと、どう考えても何かしらの食材として使える気がします。
さて、出来上がった出汁で味噌汁を作ってみました。
分量は割愛。
味噌汁に必要なモノ
- 油揚げ 1枚
- 生わかめ(水で塩を取り除いたもの)30g
- 豆腐 1丁(300g~350g)
- 味噌 適量
- 顆粒だし いらない
やっぱり一応、レシピです。適量って表現、レシピでは絶対にやってはいけないと思おうのですが、味噌に関しては人によって好みが違うので、ここはいつもの量で。
あと顆粒だし。今回は必要ありません!
!
そういえば昨年作った味噌がありまして、そちらを使ってます。
豆腐を入れて完成です。
食べてみた感想
顆粒だしと違い、味に深みが出ました。
香ばしい風味がより味わい深いものにしています。
顆粒だしに慣れてしまっていたわけですが、これからは味の基礎となる調味料にこだわって料理を作っていこうと思います。
ちょっと調べてみました
ところで、花かつおって何なんでしょうか。
色々調べてみましたが、鰹節のカビがないところのみを削ったもの、だそうです。
ん~~新たな疑問がわいてきました。鰹節って何?カビはだめなの?
今まで花かつおのことを鰹節だと思っていましたが、どうやら鰹節って削る前のあのカツオがちっちゃくなっちゃったような個体のことを言うみたいですね。
新たな課題が出てきました。市販で売られている花かつおでもこんなにうまい出汁がとれるなら、鰹節を削った、削りたての花かつおで出汁を取ったらどうなるのか?
次回、作ってみます!
ちなみに、よく小分けにしてスーパーに売られているかつおパック。これは出汁を取るのには適していないようです。あくまでも食材なんですね。理由はよくわかりません。嫁さんがそう言ってました。