出汁を取ったあとの昆布の再利用です。
別に再利用じゃなきゃダメではないです。そのまま昆布を戻したものであればもっと出汁のきいた佃煮が作れます。
煮ても煮てもなかなか柔らかくならない昆布ですが、今回は圧力鍋を使用しました。
10分程度煮た再利用昆布はよく紹介されますが、じっくり手間をかけてこその再利用だと思います。
所要時間:80分(圧力の時間含む)
150g。なかなかボリュームのある量の佃煮が作れます。
昆布の佃煮の材料
材料
- 出汁を取った後の昆布 100g
- 戻した干し椎茸 1個
- きくらげ 1枚
- 水 150ml
調味料
- 濃口醤油 大2
- みりん 大2
- 酒 第2
- 砂糖 小1
①昆布、干し椎茸、きくらげを3ミリ以下の千切りにします。長さはどの食材も最大でも5cmにします。
それ以上長かったり太くなると異物感が出てきてしまいます。
写真は昆布のみ。少し失敗しましたけどね。コツは表面がぬるっとしてるので重ねても2枚まで。
3枚以上になるとうまく切れません。
圧力鍋に入れ、水150mlを入れる。2分加圧。(電気圧力鍋の場合1時間を要します。)
柔らかさにこだわる場合、4分加圧でも良いです。
②ちょうど水気がなくなりました。もしも水分が残っている場合はザル等で水気を切ってください。
別の鍋に移し、干し椎茸、きくらげを投入し、調味料を入れます。
③中火で5分ほど箸でまぜながら煮詰めます。
調味料の水気がなくなったら完成です。
作った感想
第一回目に作った佃煮と比べると柔らかさが格段に違い、程よい歯ごたえで食べられます。
ちなみに第一回目はこちら
こちらは10分も似ていない何とも新鮮な佃煮。
それと比べると今回は舌触りがなめらかです。
好みにもよりますが、私は出汁ガラだからササっと作るのではなく、
一つの食材としてじっくり作りたいと思います。
きくらげは歯ごたえのアクセント。干し椎茸は風味のアクセントです。
無くても問題ありませんが、あると深い味わいになります。
干し椎茸の戻し汁は圧力に使う水の代用にしてもよいです。
水ではなく、そのまま調味料を入れて圧力にかければもっと味のしみ込んだ
佃煮が完成するかもしれません。
レシピは一つだけではありません。
他のアイデアが思いついたらまたアップしていきます。