干し椎茸は自宅でも作れます。
そして、とても簡単です。
なかなか細かい製法はあると思いますし、このことを知る前はスーパーに売られているどんこを購入しかないかと思っていました。
だけど簡単です。特殊な乾燥機を使っているわけではないので、うま味を引き出す干し椎茸とまではいきませんが、それに似た完全に安心できる干し椎茸は自宅でも作れます。
所要時間:5日
スーパーに売っている椎茸ですね。
干し椎茸に必要なモノ
- 椎茸6個
レシピも何もありません。
こいつを干すだけです。
①軽く水で洗いキッチンペーパーなどで軽くふき、椎茸の先の石づきの黒い部分を切り落とします。
これは椎茸を栽培する際の原木の樹皮やおがくずが混じっている可能性があり、これらは、硬く、食感が悪いことから取り除きます。
②乾きやすいかごなどに乗せます。
こちらはキャンプで使用する食器を乾燥させる道具。これが一番通気性がいいですし、外敵からも守ることができます。また、風に飛ばされる心配もありません。
夜間は雨に打たれると傷みやすくなるため、室内で、朝起きたら、天気のいい日は外に干します。
天日干しがいい理由
生椎茸には「エルゴステロール」という成分が含まれており、この成分が紫外線に当たるとビタミンDに変わります。
ビタミンDは骨の成長や強化に欠かせない栄養素でカルシウムの吸収を高める働きがあるのです。
時間がない時やいちいち外に出すのが面倒な場合は日の当たる室内でもこの作用は同じ働きをするといわれています。
外に出して日に当てて、室内で乾燥させて・・・を5日間繰り返せば完成です。
こんだけ小さくなりました。干し椎茸は5倍戻るといわれていますが、体積的には5倍、縮小したんでしょうか。
作ってみて思ったこと
出し入れする手間はありますが、いたって簡単です。乾燥させつつ、天日干しでうま味成分を増幅させます。
でもこれ、どこかで見たことがありますね。
!!
冷蔵庫に忘れ去られた何日も前に買った椎茸!!
でも姿かたちは一緒ですが、手間をかけ、成長させたものですので、見た目は一緒でもうま味が違います。
こんなに簡単に干し椎茸が自宅でも作れます。
次回は干しシイタケを使ったレシピを紹介します。