大阪名物、肉吸いのご紹介です。
この料理、味付けはシンプル。調理方法もシンプルです。
だけど肉のうま味を出汁が最大限に引き出しています。
一人暮らしでちょっと凝ったものを食べたいとき、おすすめです。
レシピは3人前のものですがww。
所要時間:40分
肉吸いの材料(3人分)
かつお出汁
- 花かつお 40g
- 昆布 10g
- 水 1.2L
合わせだし
- かつおだし 1L
- 濃口醤油 90g
- 砂糖 小1
具
- 牛肉薄切り 250g
- 長ねぎ 1本(輪切り100g)
①まずは30分以上水につけた昆布を沸騰直前まで煮出します。
②沸騰直前で昆布を取り出したら、今度はかつお節を投入。
こちらは鰹節から削り出したものです。
より風味豊かな肉吸いが作れます。
③風味を食べる、の意味合いも強いので、今回は弱火で20分煮出します。
かつおの香りが引き立ちます。
長めの煮出しなので、蓋をしておかないと出汁の量がかなり目減りします。
出来上がるころにはちょうど1Lの出汁が出来上がります。
20分経ったら、ザルに上げ、濾します。
今回使用する牛肉薄切りと、長ネギの輪切り100g。
特段こだわりはなく、スーパーに売られているもので十分です。
④1Lのかつお出汁(少ない場合は水を足す)に醤油と砂糖を投入し煮立たせます。
⑤沸騰しだしたら中火にし、肉を投入
⑥1分後にねぎを投入。
同時に入れるとねぎがクタります。
肉に火が通ったら完成です。
調理ポイント
調味料は醤油と砂糖だけ。味付けよりも出汁をどれだけ引き出せるかが重要です。
食べた感想
予想以上に旨いものができました。出汁の風味が肉のうま味を引き出して、なんともシンプルな相乗効果。
とにかく出汁が旨い。肉のうま味が溶け出した出汁は最高です。
今回は無かったので濃口醤油を使いましたが、絶対に薄口醤油をおすすめします。見た目も味もさっぱりに仕上がり、出汁の風味が引き立ちます。
薄口醤油の場合は分量を80gにしてください。
本場大阪では卵かけご飯と一緒に食したり、半熟卵を乗せたりして食べるようです。
ここにうどんを入れてみてもいいかもしれません。と言いたいところですが、そもそも肉うどんからうどんを抜いたものが肉吸い。
でもやっぱり、うどんを入れてみたいかも・・。